弊社の考え
震災直後は、電気の供給量と受給量のバランスが崩れ、節電をという言葉が全国に広がりましたが、現在は電気代にも慣れてしまい、節電への意識が薄れている会社が多くなっていると思います。
また、省エネでは蛍光灯をLED照明に変えることで今までより消費電力量を減らすという、方法を実施した会社も数多くありますが、実際はどうでしょうか。
蛍光灯をLED蛍光灯にしただけでは、あまり変わらないのが現状ではないでしょうか。
震災前に導入した空調機器や水銀灯をそのまま使っていては、省エネ化はできません。
弊社は、今出来る事からご提案いたします。
省エネ・節電とは言いましても、社員の生産性を上げる事が出来なければ意味がありません。
生産性を上げるための、省エネ・節電環境をご提案させてください。
省エネと節電のちがい
節電って何ですか?
省エネって何ですか?
なんとなく同じ意味で使っていませんか?
照明に関して言えば…
【節電】
照明やエアコンのスイッチをOFFにすることで節電が可能になりますので、人の意識が影響します。
しかし、暗い部屋では業務効率が悪くなるので、照明を使わないわけにはいきません。
【省エネ】
今以上の環境を維持しつつ、消費電力をセーブするには最新の照明機器への取り換えが必要になってしまいます。
身近なところでは、家電製品がいい例です。
10年前と新旧比較をすると冷蔵庫で1/3、エアコンが1/4になっています。
40W蛍光灯も1/3になっています。
省エネ化
照明に関する選択肢
照明の省エネというと何を思い浮かべますか?
”LED照明にすればいい”というお答えが多いと思いますが、他に思い浮かぶものはありますか?
ご存知の方は少ないと思いますが、次のような方法があります。すべて、長寿命、省エネに適した製品です。
- 1)LED照明(事務所、倉庫、外灯)
- 2)無電極ランプ(工場、倉庫、外灯)
- 3)既存蛍光灯の部品を交換(事務所、工場、作業場)
どれを選びますか?
LED照明は眩しいと感じる事が多いです。
省エネといっても、労働環境が悪くなったら意味がありません。
それぞれのメリット、デメリットがありますので、最適なものを導入してはいかがでしょうか。
2020年以降に水銀灯及び蛍光灯の利用を禁止する法律はございません。(2018年1月時点)
- 1)2013年、水俣条約の締結(水銀汚染防止法)により、2021年以降は、高圧水銀灯の製造・輸出入が出来なくなりますが、使う側は予備のランプがあれば使えます。
- 2)現在使われている蛍光灯内に環境基準内の水銀は含まれておりますが、国内で販売されている蛍光灯は問題なく利用できます。
蛍光灯も水銀灯も使えますが、見直しを考えるには良い機会と思います。
蛍光灯や水銀灯には安定器という部品があり15年が耐用限度と言われています。
発火等の危険もあるので、確認は必要です。